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2024年2月16日【社会インフラ】

国交省、道の駅・第60回登録。4駅追加で全国1213駅に

坂上 賢治

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国土交通省は2月16日、市町より申請のあった4駅を、新たに「道の駅」として登録した。これにより全国の「道の駅」は、合計で1,213駅になった。

 

「道の駅」は平成5年の制度創設以来、令和5年で30年( 平成5年4月22日に第1回登録開始/当時全国103駅 )が経過。同省では、「新たに加わった「道の駅」と共に、地方創生・観光を加速する拠点への進化を目指す第3ステージの取組みを進めてまいります」と話している。

 

(1)「道の駅」の登録数
1,209駅(これまで)+4駅(今回)=合計 1,213駅(前59回は令和5年8月に5駅登録)

 

(2)「道の駅」の登録について
国土交通省道路局では、市町村等からの申請に基づき、要件を満たすものを「道の駅」として登録している。

 

「道の駅」の主な要件については、以下の通り。
・無料で24時間利用できる。
・十分な容量を持った駐車場。清潔なトイレ(原則、洋式)。
・子育て応援施設(ベビーコーナー等)があること。
・道路及び地域に関する情報を提供する施設があること。
・文化教養施設、観光レクリエーション施設などの地域振興施設があること。
・施設及び施設間を結ぶ主要経路のバリアフリー化がされていること。

 

※道の駅の整備手法には、道路管理者と市町村等で整備する「一体型」と市町村等で全て整備を行う「単独型」の2種類あり、 上表「整備手法」欄の「一体」「単独」とは、それぞれ「一体型」「単独型」であることを意味する。

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道の駅「 十和田湖 」

◆路 線 名:一般国道454号
◆所 在 地:秋田県鹿角郡小坂町十和田湖字生出1番地2 ◆面積および施設等
・面積:18,100m²
・施設:駐車場87台、トイレ16器、情報提供・休憩施設、観光案内所、
ベビーコーナー、非常用電源、貯水槽、公衆無線LAN、物販施設、飲食施設、
展示室、シャワー室、屋外テラス、緑地公園、EV充電施設
・整備手法:単独型
◆オープン予定:令和6年度
◆特徴
・国立公園である十和田湖畔への秋田県側からの玄関口であり、一般国道103号と一般国道4 54号の交差点部に位置し、十和田湖観光の拠点として整備
・広域的な観光情報の発信による、十和田湖圏域全体の活性化
・湖畔の恵まれたロケーションを眺望できる屋外テラスや、隣接する緑地公園を活用した、観光 交流人口の拡大

 

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道の駅「 八千穂高原 」
◆路 線 名:一般国道299号
◆所 在 地: 長野県南佐久郡佐久穂町大字畑1190番1
◆面積および施設等
・面積:23,637m²
・施設:駐車場160台、トイレ33器、情報提供施設、休憩施設、観光案内所、バス停、
ベビーコーナー、非常用電源、備蓄倉庫、貯水槽、マンホールトイレ、シャワー室、
公衆電話、公衆無線LAN、物販施設、飲食施設、キッズスペース、イベント広場、
ドッグラン、キャンピングカーサイト、レンタサイクル、EV充電施設
・整備手法:一体型
◆オープン予定:令和6年9月
◆特徴
・中部横断自動車道などの優れた道路環境を活かし、南佐久6町村(佐久穂町、小海町、南相木 村、北相木村、南牧村、川上村)の玄関口として整備
・南佐久6町村の情報や魅力を発信し、地域振興と地域経済を活性化 ・アウトドア機材のレンタルやイベントの開催により交流を促進

 

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道の駅「秘境の郷いずみ」
◆路 線 名:一般国道443号 
◆所 在 地:熊本県八代市泉町下岳3296番地1
◆面積および施設等
・面積:約8,478m²
・施設:駐車場71台、トイレ21器、情報提供施設、休憩施設、観光案内所、
ベビーコーナー、公衆電話、公衆無線LAN、物販施設、飲食施設、
きなっせホール、展示室、会議室、多目的室、屋根付きイベントスペース、
広場(キッズスペース)、ポスト
・整備手法:単独型
◆オープン予定:令和6年度
◆特徴
・五木・五家荘や八代市・熊本市・宮崎県方面他への各種観光ルートの玄関口として位置づけ
・観光情報、災害時等の道路情報及び気象や医療情報の発信拠点
・観光拠点としての機能の他、レストランや農林産物直売所など、地域住民及び施設利用者の憩 いの場としても機能
・貸館による各種イベント・教室や、子供が集まるきなっせ広場など地域コミュニティの拠点 ・八代市地域防災計画において支所機能停止時の現地災害対策本部の代替施設に指定

 

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道の駅「 とくのしま 」
◆路 線 名:主要地方道伊仙亀津徳之島空港線
◆所 在 地: 鹿児島県大島郡徳之島町花徳2206番地
◆面積および施設等
・面積:6,832m²
・施設:駐車場46台、トイレ22器、情報提供・休憩施設、観光案内所、
ベビーコーナー、非常用電源、貯水槽、公衆電話、公衆無線LAN、物販施設、
飲食施設、キッズスペース、世界遺産センター、イベント広場、バス停
・整備手法:一体型
◆オープン予定:令和6年度
◆特徴
・町内の景勝地や観光地への優れたアクセス性を活かした「地域の玄関口」としての道の駅 ・島の食材が楽しめる食堂や島唄島踊りなど、伝統文化体験の提供、農水産物や特産品の直売に
より「島を伝える道の駅」 ・環境省が併設を予定する世界遺産センターとの連携や、イベント広場を活用した豊年祭等
地域イベントでの交流により、豊かな自然や温かい島の人々に触れ「心を育む道の駅」 ・観光案内や各集落を繋ぐ体験窓口として横断的な魅力の発信により「地域と人を繋ぐ道の駅」

 

 

※全国の「道の駅」の一覧については、以下のURLを参照されたい。

https://www.mlit.go.jp/road/Michi-no-Eki/list.html

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。