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2024年6月6日【シェアリング】

MKタクシー、メルセデスベンツ「EQE」を日本初導入

坂上 賢治

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エムケイグループ(MK)は6月5日、タクシー車両としてメルセデス・ベンツ「EQE」を導入いたことを(6月6日)明らかにした。

 

メルセデス・ベンツ「EQE」はメルセデス・ベンツのエンジン車で「Eクラス」に相当するミッドサイズのビジネスセダン。そのスタイリングは「ワン・ボウ」(弓)と呼ばれるシルエットデザインが未来を感じさせるもの。

 

 

また、メルセデス初のEV専用プラットフォーム「EVA2」を搭載。専用プラットフォームを用いることにより、車内空間を広く取ることができ、快適性が向上した。航続距離は無充電で終日営業することが可能な約620㎞となっている。

後部座席は開口部が広く乗り降りし易い定員3名(推奨は2名)。車室内には高性能なフィルターを搭載しており、微細な埃や微粒子、ウイルスを除去。またエアコンシステムによって常に車内外をモニターし良好な空気環境を確保する。電気自動車ならではの優れた静粛性と共に快適な移動が愉しめる空間となっている。なおラゲッジルーム容量は450Lだ。

 

 

なおMKタクシーでは、脱炭素の取組みを推し進めており、本年5月末現在でエムケイの登録済みのZEVは184台となっている。また本年3月に京都に於いては、ENEOSホールディングスと、米国のスタートアップ企業のample社と共同でバッテリー交換式ステーションの実証実験を開始。タクシー会社としてこれからも、脱炭素に関する様々な取組みに力を入れていくという。

 

バッテリー交換式ステーションのオープニングセレモニーの様子

バッテリー交換用に改造された日産「リーフ」

 

メーター運賃は以下の通り

  • 初乗運賃 1.0kmごと 500円
  • 加算運賃 279mごとに 100円
  • 遠距離割引 5,000円超分3割引
  • 車種指定料金 2000円

 

なおMKタクシーの乗り場は、以下MK専用も用意されている。京都駅八条口、祇園北のりば(アルファード専用)、大久保のりばで24時間営業中。祇園サンキンのりば<22:00~翌3:00(金・土・祝前日は翌5:00まで)>、祇園南のりば<夜間営業>、天壇祗園本店のりば<22:00~翌早朝>、八幡のりば<7:00~24:00>

 

貸切料金は、1時間 16,750円。以降30分ごとに2,950円

 

【問い合わせ先】
・メータータクシー
 コールセンター
 電話 : 075-778-4141 (24時間 年中無休)
・貸切
 MKタクシー外商部
 電話 : 075-757-6212 (午前9時~午後6時 無休)

 

<会社情報>
商 号:エムケイ株式会社
代表者:代表取締役社長 前川博司
設立年:1960年(昭和35年)
本社所在地:京都市南区西九条東島町63-1
従業員数:1,900人
年 商:130億円(2022年度)
事業内容:タクシー・ハイヤー、整備、トラベル、アミューズメント他
車両数:タクシー665台、ハイヤー177台、計842台
営業所:京都府下に7か所(上賀茂、山科、十条、伏見、洛西、宇治城陽、八幡)

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。