三井不動産は10月25日、「南大沢スマートシティ協議会」の協議会委員として、2021年11月1日より実証実験に参画することを発表した。
東京都が2020年10月に八王子市、東京都立大学、協力企業・団体等と設立した「南大沢スマートシティ協議会」では、南大沢駅周辺地区について、地区の内外から多くの人が訪れる賑わいのある拠点が形成されている一方、丘陵地であるため居住者の移動に負担がかかっている点など、高齢化を見据えた取り組みについて強い課題意識を持っている。
今回の実証実験では、2021年11月1日~11月30日に、『めぐって 遊んで トクして 南大沢を楽しもう』と題する賑わい月間を開催。三井不動産グループが管理・運営する「三井アウトレットパーク 多摩南大沢」(以下「MOP多摩南大沢」)をはじめとする南大沢駅周辺地区内の商業施設、公園等で各種キャンペーンやイベントを開催し、スマートフォン用Webサイトやアプリを活用した、鉄道やバス、電動シェアサイクルなど、複数の移動手段を提供し、街全体の回遊性向上、賑わいの創出を目指す。
■実証実験 概要
期間:2021年11月1日(月)~2021年11月30日(火) 予定
場所:京王電鉄相模原線「南大沢駅」周辺地区
実施内容:『めぐって 遊んで トクして 南大沢を楽しもう』と題し、公共交通機関によるモビリティ機能の提供と、南大沢駅周辺の商業施設や公園による賑わいイベントが連携し、各種キャンペーン・イベントを実施する。