三菱自動車工業の開発拠点の一つである、ミツビシモーターR&Dヨーロッパのデザイン部門である「ミツビシモーターズ・ヨーロッパデザイン」のトップにホルヘ=ディエス氏が就任した。
同氏が手掛けたアウディTTは、2007ワールドカーデザインオブザイヤーを受賞している。
ホルヘ=ディエス氏は、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートを卒業し、フォルクスワーゲングループで18年間に渡り、セアトのエクステリア・デザイン部門や、アウディ・コンセプト・デザイン・ミュンヘンの自動車部門を統括。アウディTTの他にも、セアトのLeonや20V20、アウディのA7などを手掛けている。
三菱自動車デザイン本部長の國本恒博氏は、ホルヘ=ディエス氏の就任について、以下のように話している。
「ホルヘ=ディエスを当社のデザインチームに迎えられることをうれしく思います。彼は戦略と創造的思考の両方を兼ね備えており、三菱のデザインチームをけん引してくれると考えています。また、欧州スタジオにおける創造性とデザイン品質の向上が当社デザインの発展に貢献してくれると期待しています」。