三菱自動車は11月2日、30年先を見据えた新環境計画パッケージを策定したことを発表した。2050年CO2排出ネットゼロ社会の実現に貢献するため、まずは2030年までに、新車と事業活動で排出される二酸化炭素(CO2)の40%削減および電動車(EV) 比率50%の達成を目指している。
新環境計画パッケージは、パリ協定の締結以降の社会動向を踏まえ、中長期的視点に基づく内容。中長期的な展望を織り込み改訂した「環境方針」、2050年までに目指したい社会像と、当社の取り組みの方向性を定めた「環境ビジョン2050」、このビジョンに基づく2030年までの具体的な取り組みを明確にした「環境ターゲット2030」によって構成されている。
三菱自動車では、新環境計画パッケージに基づき、強みであるプラグインハイブリッドEVを軸とした環境技術を強化し、実効性のある商品や技術の普及により、活力ある持続可能な社会の発展に貢献していきたいとしている。
■新環境計画パッケージ: www.mitsubishi-motors.com/jp/sustainability/envplan