三菱自動車工業は1月28日、自動車販売におけるファイナンス事業のより一層の強化を目指し、連結子会社の「MMCダイヤモンドファイナンス(以下、MDF社)」の社名を、2月1日付で「三菱自動車ファイナンス(以下MMF社)」に変更すると発表した。
三菱自動車は、ファイナンス事業を「国内販売における重要かつ戦略的な分野」と位置付け、2018年4月、MDF社を100%子会社化。クルマの販売や修理等のアフターサービスに合わせた金融商品を提供するなど、バリューチェーンを強化してきた。
また、2020年度から取り組む中期経営計画「Small but Beautiful」において、国内事業の収益力改善を掲げ、ファイナンス事業強化に一層注力。今回の社名変更により、MMF社が三菱自動車グループの一員としてファイナンス事業を推進する要であることを再度明確化すると云う。
さらに、従来「MDF」を冠してきたレンタカー、クレジット商品、リース商品の名称についてもそれぞれ「三菱レンタカー」「三菱自動車クレジット」「三菱自動車リース」に変更し、バリューチェーン全体を通じて、ブランドを確立。
今後は、車両購入時および登録後にかかる費用を一つにまとめた月額定額サービス「ウルトラ マイカープラン(昨年10月開始)」を積極的に提案し、多様化する顧客ニーズに応えていくとしている。
[会社概要]
– 新社名:三菱自動車ファイナンス株式会社
(英文表記:Mitsubishi Motors Finance Co., Ltd.)
– 代表者:服部 俊彦 代表取締役社長
– 所在地:東京都港区芝浦三丁目1番21号(1月1日に旧本社から移転)
■三菱自動車ファイナンス:http://www.mmc-dia-finance.com/