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2022年10月13日【エネルギー】

三菱重工業、豪・南オーストラリア州政府と水素開発で署名

坂上 賢治

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共同声明への署名模様

 

州の新産業機会の創出と、クリーンエネルギーへの移行と水素経済の発展目指す

 

三菱重工業は10月13日、豪・南オーストラリア州の水素産業を発展させる事で同州政府と合意し、都内でStatement of Cooperation(共同声明)に署名した事を発表した。( 坂上 賢治 )

 

今後は、三菱重工グループの製品技術やサービスなどを通じた各種ソリューションを提案する事で、同州のクリーンエネルギーへの移行と水素経済の発展を目指す。

 

これを踏まえ、三菱重工業の執行役員の大野修アジア・パシフィック総代表兼インド総代表兼 Mitsubishi Heavy Industries Asia Pacific Pte. Ltd. 社長が、豪・南オーストラリア州政府のピーター・マリナウスカス( Peter Malinauskas )首相と共同声明に署名した。

 

具体的には、水素輸出戦略と戦略的パートナーシップの策定を通じた国際競争力のある水素輸出部門の育成や、研究パートナーシップを通じた新技術と新たな産業機会の創出、大規模な産業分野の脱炭素プログラムの推進プロジェクト、水素エコシステムの構築による短期的な豪州国内市場の開拓といった分野で、同州へのソリューション提案を行う。

 

マリナウスカス首相は、今回の共同声明への署名に際し「南オーストラリア州政府は今回の共同声明を通じ、パートナー企業と協力して南オーストラリア州における水素経済の発展を推進しています。

 

南オーストラリア州は水素ビジネスに広く門戸を開いており、水素に高い将来性を感じています」と述べた。

 

対して三菱重工グループは、「豪州・南オーストラリア州における水素バリューチェーンの構築、産業の脱炭素化促進などに貢献することを通じて、同州の経済発展と持続可能な社会の実現を目指していきます」と話している。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

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1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。