三菱ロジスネクストは8月24日、レーザー誘導方式無人フォークリフト「プラッターオートHタイプ」を発売した。
労働力不足に伴う物流現場の自動化は、製造現場での工程間搬送・保管を中心に進展してきたが、現在ではコロナ禍でのeコマース市場の拡大、物流倉庫での「非接触化」「自動化」の要望の高まりを背景に、従来は主に有人フォークリフトの使用現場であった流通現場での、無人フォークリフトの需要が増々高まっている。
今回発売された新商品 「プラッターオートHタイプ」は、有人フォークリフトと同等の走行・リフト速度・旋回半径を実現。同社は、物流倉庫への導入に最適なレーザー誘導方式無人フォークリフトだとしている。
【主な特長】
1.有人フォークリフトと同等の搬送能力を実現
・走行速度は最大9.0㎞/h、リフト速度は390㎜/secを実現し、搬送能力を向上
・サイクルタイムを約29%以上短縮
2.有人フォークリフトと同じシステムレイアウトが可能
・ラック間通路幅2.7m
・倉庫内のスペース効率向上
3.安全機能の更なる強化
・車両の全周囲をカバーし障害物を感知
・パレット差込時に機能するフォーク先センサー/衝突検知機構
4.レーザー誘導方式の採用でフレキシブルな対応が可能
・床面工事が不要でレイアウト変更が容易
・自動で最適搬送ルートを選択