三菱ふそうトラック・バス(以下、MFTBC)は11月18日、主力工場である川崎製作所(神奈川県川崎市)に、太陽光発電設備を増設すると発表した。
小型から大型までのトラック等を製造する川崎製作所では、2013年と2014年に建屋屋上を利用した計5,000㎡の太陽光発電設備を導入しているが、今回さらに8棟屋上に18,000㎡を増設。10月に着工し、来年2月の完成・稼働を目指す。
設備増設分の発電力は1,530kW。これにより、川崎製作所に於いて、年間約850トンのCO2排出量(2015年比約2%に相当)削減と、年間数千万円分のコスト削減が見込めると云う。
MFTBCは、親会社のダイムラートラックの方針に沿って、車両のみならず、バリューチェーン全体を2039年までに脱炭素化することを目指しており、今回の太陽光発電設備の増設をはじめ、この目標に向けた更なる取り組みを進めていくとしている。
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