三菱電機は、制御盤・配電盤を製造する子会社2社を統合、さらに同社からプリント電子基板製造機能を移管して、「三菱電機コントロールパネル株式会社」を、4月1日に設立する。
制御盤・配電盤製造の技術力・ものづくり力の集約とプリント電子基板からシステムまでの一貫生産体制を整備することで、経営基盤強化と競争力強化を図り、電力・社会インフラ向け制御盤・配電盤製造の事業規模拡大を目指すとしている。
三菱電機は、制御盤・配電盤を製造する国内子会社メルコ・コントロール・プロダクツ(※1)とメルココントロールパネルアンドコンポーネント(※2)を統合して人員・設備の有効活用によりコスト競争力を強化する。
さらに同社から制御盤・配電盤の主要部品であるプリント電子基板製造機能を移管し、プリント電子基板・制御ユニットから制御盤・配電盤、システムの製造まで一貫生産する体制を整備し生産性を高め、高性能・高品質な製品・サービスを提供するとしている。
※1:本社、兵庫県姫路市、代表取締役社長:長尾 哲、設立:2004年 4月、資本金:0.3億円
※2:本社、兵庫県神戸市、代表取締役社長:長澤 宏、設立:2010年11月、資本金: 1 億円
[三菱電機コントロールパネルの概要]
会社名称:三菱電機コントロールパネル株式会社
代表者:代表取締役社長 長澤 宏
所在地:兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番2号
資本金:3.9億円(三菱電機グループ100%出資)
設立年月:2018年4月1日
営業開始:2018年4月1日
売上計画:2018年度 約120億円
人員:約500名
事業概要:電力・社会インフラ向け受配電・制御・監視システム及びそれらを構成する制御盤・配電盤・プリント電子基板等の電子機器及び部品の開発・製造・販売・保守