国土交通省は7月28日、ビッグモーター店舗前の街路樹の枯死に関する報道(24日~)やビッグモーターによる記者会見(25日)等を踏まえ、管理する直轄国道に於いて同様の被害がないか調査を実施(26~28日)し、その結果を取りまとめて発表した。
[国交省による直轄国道・街路樹枯死被害・調査結果]
– 調査期間:令和5年7月26日(水)~28日(金)
– 調査結果:地方整備局等による調査結果
・直轄国道沿いのビッグモーター店舗数:111店舗
・うち店舗前の植樹に枯死の発生がある(※):10店舗
※現在または過去5年程度で枯死の発生が確認された箇所。
※現時点での速報値であり、今後、変更の可能性がある。
国交省は、今回、枯死の発生が確認された箇所について、その原因を調査し、除草剤が撒かれていることが確認された場合は、警察当局に対し被害届を提出(そのため、警察当局による捜査への影響を鑑み、現時点では具体的な箇所は公表しない)。
また今後、原因者が特定されれば、原因者に対する損害賠償等を請求する必要もあると考えており、今後関係機関とも相談、調整しながら必要な対応を検討していくとしている。