国土交通省は２月８日より、自動車事故被害者やその家族又は遺族（以下「自動車事故被害者等」という）のための相談先の確保・充実のため、独立行政法人自動車事故対策機構（ナスバ）に於ける相談支援業務の一環として相談支援を行う自動車事故被害者・遺族等団体の公募を開始する。

その理由は、自動車事故被害者等は身体的被害の他、精神的な痛みに苦しんでいるため。その一方で精神的な痛みのケアや対処方法の相談先に関して、これまで自動車事故被害者・遺族等団体による自主的な対応に大きく依存をしてきた経緯がある。

そこで国土交通省は、自動車事故被害者等に於ける精神的負担の軽減のため、 ナスバの相談支援業務の一環として、自動車事故被害者・遺族等団体による相談及び被害者支援をサポートすることで、自動車事故被害者等の相談先の確保・充実に取り組んでいく。

具体的には８日より令和６年度の相談支援実施団体の公募を開始する。なお今公募は、令和６年度予算の成立を前提として行うものであり、国会に於ける予算審議の状況によっては、内容等を変更する場合がある。

・公募期間
令和６年２月８日(木)～令和７年２月３日(月)又は予算がなくなり次第公募終了
・公募締切
[1] 令和６年４月より業務開始する場合は令和６年２月29日(木)
[2] 令和６年５月以降に業務開始する場合は原則業務開始予定月の２ヶ月前
・業務実施期間
[1] 令和６年４月１日(月)～令和７年３月31日(月)
[2] 令和６年度選定通知書に記載された日～令和７年３月31日(月)

提出書類などの詳細については、国土交通省のホームページ内のＵＲＬ掲載の公募要領等を参照されたい。