国土交通省は5月25日、「グリーンスローモビリティの導入と活用のための手引き」を公表した。
グリーンスローモビリティは、時速20km未満で公道を走ることができる電動車を活用した小さな移動サービスであり、その車両も含めた総称(略称:グリスロ)。環境への負荷が少なく、狭い路地も通行が可能で、高齢者の移動手段の確保や観光客の周遊に資するとして、環境省と国土交通省の連携による導入促進事業(車両購入費補助)の公募が予定されている。
なお、現在、導入促進事業における、補助対象とするグリーンスローモビリティの車両及びサプライヤー(製造・販売等を通じて車両を提供する者)の公募を実施している。
■グリーンスローモビリティの導入と活用のための手引き【抜粋】
– グリーンスローモビリティの特長
①Green:電動車を活用した環境に優しいエコな移動サービス
②Slow:景色を楽しむ、生活道路に向く、重大事故発生を抑制
③その他:同じ定員の車両と比べて小型、開放感がある、乗降しやすい 等
– 想定される主な活用場面
– グリーンスローモビリティの導入に向けた流れ
– 導入・実証事例の紹介
■公募について
– 公募実施期間:令和3年5月21日(金)~令和3年6月11日(金)17時必着(電子メール申請)
– 公募の詳細:https://rcespa.jp/r03_gurisuro/r03_gurisuro-gs