国土交通省は8月20日、第41回「エコレールマーク運営・審査委員会」において、エコレールマークの取組企業として3社、認定商品として1件、 協賛企業として2社を新たに認定することが決定したと発表した。
エコレールマーク制度は、地球環境に優しい鉄道貨物輸送を一定以上利用している商品又は企業に対して、「エコレールマーク」の認定を行い、マークの表示によって消費者に判断基準を提供する制度。「エコレールマーク」の表示された商品等を通じて、流通過程において企業が地球環境問題に貢献していることを消費者に意識してもらい、企業の鉄道貨物輸送へのモーダルシフトを促進することを目的としている。
今回、下記のとおりエコレールマークの取組企業3社、認定商品1件、協賛企業2社がそれぞれ認定された。
なお、今回の認定を受け、認定商品は合計で184品目(162件)、認定企業は合計で93社、協賛企業は41社となった。
■新規エコレールマーク取組企業(3社)
・500km以上の陸上貨物輸送のうち15%以上鉄道を利用している企業
・数量で年間1万5千トン以上または、数量×距離で年間1,500万トンキロ以上の輸送に鉄道を利用している企業
[1]日本製紙株式会社
[2]北越コーポレーション株式会社
[3]シンジェンタジャパン株式会社
■新規エコレールマーク認定商品(1件)
・500km以上の陸上貨物輸送のうち30%以上鉄道を利用している商品
[1]洋紙 【日本製紙株式会社】
■新規エコレールマーク協賛企業(2社)
・エコレールマーク認定商品または取組企業の輸送・流通に関わっている企業等であって、エコレールマークを多くの一般消費者に普及させるため、エコレールマーク運営・審査委員会が適当と判断するもの
[1]株式会社丸和通運
[2]NCA Japan株式会社