国土交通省自転車活用推進本部は、自転車活用推進法に基づき、サイクルツーリズムを推進することで新たな観光価値を創造し、地域の創生を図るため、ナショナルサイクルルート制度を創設した。
また、第1次ナショナルサイクルルート候補ルートとして、3ルートを選定した。
国交省自転車活用推進本部は、9月9日、第4回自転車活用推進本部会合を開催し、ナショナルサイクルルート制度を創設した。
ナショナルサイクルルート制度では、サイクルツーリズムの推進に資する魅力的で安全なルートであることなど、5つの指定要件を満たすサイクリングルートを対象として、ナショナルサイクルルートに指定。
将来的には、全国のナショナルサイクルルートのネットワーク構想を検討する。
<指定要件>
また、第1次ナショナルサイクルルート候補ルートについて下記3ルートを選定。今後設置する第三者委員会で、ナショナルサイクルルートへの指定に向けた審査を行う。
(1)つくば霞ヶ浦りんりんロード(茨城県)
(2)ビワイチ(滋賀県)
(3)しまなみ海道サイクリングロード(広島県、愛媛県)
なお、自転車活用推進計画に位置付けられた「太平洋岸自転車道」については、協議会を設立して更なる取組を進め、速やかな指定を図るとしている。
■(国交省)ナショナルサイクルルート制度(詳細資料/PDF):http://www.mlit.go.jp/report/press/content/001307271.pdf
■(国交省)ナショナルサイクルルート制度について(候補ルート詳細/PDF):http://www.mlit.go.jp/report/press/content/001307270.pdf