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2024年7月5日【MaaS】

国交省、都市計画GISデータのDLサイト運用開始

坂上 賢治

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全国の多種多様な都市計画のGISデータが利用可能に

国土交通省は7月5日、まちづくりDX推進の一環として、全国の地方自治体で決定された都市計画のGISデータを収集・統一されたフォーマットでGISデータをダウンロードできるサイトの整備を進めていたが、同日、その運用を開始した。

 

都市計画は地方自治体により決定され、自治体ごとに様々な方法で従来から公開されてきた。そうしたなかで今回、まちづくりのDXを更に進めるという観点から、国土交通省に於いて各地方自治体で所有しているGISデータ(緯度経度等の位置情報を持ったデータ)を集約・統一されたフォーマット(Shape形式/CityGML形式)で一元的に公開することで、より活用のしやすい環境を整備した。

 

今回公開するデータは、都市計画区域、用途地域に加え、都市計画道路など多種多様な都市計画(参考資料参照)のGISデータとなっている。

 

これにより、都市計画の内容を幅広く知って貰うと共に、様々なデータと組み合わせや分析が容易になり、行政やまちづくり分野のみならず幅広い分野で活用できるようになっている。

 

全国・都市計画のGISデータの公開先は以下の通り

 

下記URLからダウンロードページにアクセスすることで、無償でダウンロードが可能。データはGISソフトウェアで利用が可能。

 

都市計画決定に関するGISデータ 全国データダウンロードページ:
https://www.mlit.go.jp/toshi/tosiko/toshi_tosiko_tk_000190.html

 

留意事項
・データの利用に当たっては、利用規約( 参考資料参照 )に同意する必要がある。
・掲載データは、建築確認申請や不動産重要事項説明等の手続に用いることを保証するものではなく、参考情報としての利用を想定している。
・最新の正確な都市計画GISデータが必要な場合は、該当する地方自治体の担当課まで問合せされたい。

 

関係サービスとの連携
不動産・建設経済局が提供している「国土数値情報」や「不動産情報ライブラリ」に於いても、一部の都市計画情報が公開されているが、それらに於いては、今後、今回公開するデータを反映させていく予定としている。

 

国土数値情報: https://nlftp.mlit.go.jp/
不動産情報ライブラリ: https://www.reinfolib.mlit.go.jp/

 

添付資料:
報道発表資料(PDF形式)

参考資料(PDF形式)

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。