国土交通省は、2月8日、東京・池袋にあるサンシャインシティ周辺の一般道で、自動運転バスの実証実験を報道関係者向けに公開した。
自動運転バスの実証実験は、かねてより地方などを中心に行われてきたが、交通量が多い東京都心部で行うものとしては、国土交通省では初の試み。
2018年11月に有識者からなる「都市交通における自動運転技術の活用方策に関する検討会」を設置した同省が、自動運転技術を都市交通の中でいかに活用するべきか検討するための一環だ。
中でも、今回は特に、都心循環線など基幹的な運行をするバスについて、自動運転技術を活用した場合の効果検証や、どのような社会的環境整備が必要なのかなどに関し、実証実験を通じて検討することを主な目的としている。