国土交通省は11月8日、「ダブル連結トラック」の走行区間を、同日より、現在の2,050kmから5,140kmに拡大すると発表した。
国交省は、1台で通常の大型トラック2台分の輸送が可能なダブル連結トラックの導入を「生産性革命プロジェクト」と位置づけ、2019(令和元)年8月に主な通行経路となる区間を東北から九州まで拡充したが、物流事業者のニーズ等を踏まえて、今回さらに、主な通行経路となる区間の拡充を行う。
1.拡充する路線
・物流事業者からのニーズを踏まえ、道路構造、休憩施設について物流事業者の運行計画を元に確認、検討を実施し、主な通行経路となる区間を拡充する。
※拡大図は、国交省のニュースリリースPDF<https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001520861.pdf>の別紙1-1を参照。
<拡充後のダブル連結トラックの通行区間(赤字下線=今回拡充)>
2.今後の取組
・高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)にダブル連結トラック優先駐車マスを順次整備。
※拡大図は、国交省のニュースリリースPDF<https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001520861.pdf>の別紙2を参照。
・引き続き、運行状況や物流事業者のニーズを踏まえて、主な通行経路となる区間について検討する。
[問い合わせ先]
・ダブル連結トラックの全般について
国土交通省道路局企画課道路経済調査室 明石、間宮
電話:03-5253-8111(内線37623)/直通:03-5253-8487/FAX:03-5253-1618
・ダブル連結トラックの通行経路の審査について
国土交通省道路局道路交通管理課車両通行対策室 中西、伊藤
電話:03-5253-8111(内線37425)/直通:03-5253-8483/FAX:03-5253-1617
・ダブル連結トラックの駐車マスの整備について
国土交通省道路局高速道路課有料道路調整室 三浦、平野
電話:03-5253-8111(内線38316)/直通:03-5253-8491/FAX:03-5253-1619