国土交通省は10月25日、交通政策審議会陸上交通分科会自動車部会(第8回)を29日(火)開催し、タクシー以外の交通事業者による〝日本版ライドシェア〟等への参入に関して、関係者から意見聴取を行うと共に、専門家による議論を行うと発表した。
国交省では、各地域が抱える移動の足の不足の課題に対応していくため、〝日本版ライドシェア〟等について、バージョンアップを図っていくこととしており、前回8月に開催した第7回の会合で、バージョンアップの内容の一つである、タクシー以外の交通事業者による日本版ライドシェア等への参入の検討を開始。29日に第8回会合を開催し、バス・鉄道事業者からのヒアリングを実施するほか、引き続き専門的見地からの議論を行う。
<交通政策審議会陸上交通分科会自動車部会(第8回)の概要>
– 日時:2024(令和6)年10月29日(火) 17:00~19:00
– 場所:国土交通省(中央合同庁舎第2号館)地下1階 第2会議室
– 委員等:
・【部局長】塩路 昌宏(京都大学名誉教授)
・青山 佳世(フリーアナウンサー)
・大井 尚司(大分大学経済学部門教授)
・清水 希容子(島根大学材料エネルギー学部教授)
・須田 義大(東京大学生産技術研究所次世代モビリティ研究センター教授)
・住野 敏彦(全日本交通運輸産業労働組合協議会前議長)
・武内 紀子((株)コングレ代表取締役社長)
・林 真実((公社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会(NACS)理事 九州支部長)
・村木 美貴(千葉大学大学院工学研究院教授)
・山内 弘隆(一橋大学名誉教授)
– 議事:
・バス・鉄道事業者からのヒアリング。
・意見交換。