未来技術社会実装事業 概要
国交省では8月24日、内閣府と連携して、自動運転サービス導入を目指す市町村による実装を見据えた計画策定等の支援をしていくこととしている。今回、支援の対象となる地方公共団体が、内閣府未来技術社会実装事業の手続きに基づき、選定された。
■未来技術社会実装事業 概要
・AI、IoTや自動運転、ドローン等の未来技術を活用した新しい地方創生を目指し、地方創生の観点から、革新的で先導性と横展開可能性等に優れた提案について、社会実装に向けた関連事業の現地支援体制(地域実装協議会)を構築し、関係府省庁による総合的な支援を行う。
・未来技術を活用した地方創生に関する提案を地方公共団体から募集し、H30年度に14事業、R1年度に8事業、R2年度に12事業を選定、現在29事業に対して支援を実施中。(H30年度選定の5事業はR2年度末をもって支援を終了。)
1.支援対象の地方公共団体
内閣府未来技術社会実装事業の手続きを経て、選定された地方公共団体のうち、地方整備局等への事前相談を受付けた以下の地方公共団体。
・岩手県陸前高田市
・岐阜県中津川市
・和歌山県太地町
・佐賀県嬉野市
2.内閣府未来技術社会実装事業の採択
・北海道旭川市
ドローン・IoT 等の未来技術を活用した非対面医療サービスの構築
・岩手県陸前高田市
自動運転サービスの活用による高田松原津波復興祈念公園等における伝承活動、促進事業
・群馬県前橋市
地域「講」モデルでの地域金融再興に向けたDX実証事業
・埼玉県さいたま市
流行予測AIを活用した「感染症予報サービス」の社会実装及びMaaS連携
・石川県中能登町
デジタルを活用した障がい攻略先進のまちづくり
・岐阜県中津川市
超高速交通網との接続にむけた自動運転ネットワークの導入と地域拠点整備による新たな人の流れ創出事業
・和歌山県太地町
自動運転やドローン等未来技術を活用した高齢者が幸せを感じるまちづくり事業
・佐賀県嬉野市
「I♡URESHINO」新たな交流拠点の誕生を契機に取り組む”Withコロナ観光まちづくり”
・宮崎県延岡市
市民一人ひとりが主役の時代をつくる延岡市のスマートシティ推進事業