国土交通省は4月5日、「地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)」の公募を、同日より5月7日まで実施すると発表した。
「自動運転社会実装推進事業」は、地域づくりの一環として行うバスサービス等の自動運転化に伴う経費負担を軽減するため、地方公共団体・民間団体等が、その費用の一部を補助するもの。経営や技術面、社会的受容性等の実証を推進することで、自動運転技術を活用した持続可能な移動サービスを構築することを目的としている。
[概要]
(1)募集主体:地方公共団体(応募には以下の要件を満たす必要がある)
・将来的にレベル4自動運転技術を提供することが見込まれる事業者が参画すること。
・将来的な持続可能性を踏まえた計画を策定すること。
・地域公共交通計画等に留意した取り組みを実施すること。
(2)公募受付期間:2024(令和6)年4月5日(金)~ 5月7日(火)
(3)補助対象経費
自動運転システムの開発、それに伴う車両改造、リスクアセスメント調査等。
(4)審査方法
応募書類等に基づき、当該領域の有識者で構成される審査委員会による審査を実施。経営面、技術面、社会的受容性、施策間連携の実施等の観点から先進的な取り組みを採択する。
(5)補助率・採択予定件数
80~90件の事業について必要な経費を補助(補助額・補助率は応募状況によって調整される場合がある)。
(6)公募要領・応募様式等
事務局である PwCコンサルティング合同会社の以下ホームページにて確認。
・(PWC)国土交通省 「地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)」における補助事業者の公募開始について
(7)公募内容・応募手続きに関する問い合わせ先
PwCコンサルティング合同会社 エンタープライズトランスフォーメーション事業部「地域公共交通確保維持改善事業」事務局
・事業全般に関して:jp_cons_adtest@pwc.com
・経理処理に関して:jp_cons_adtest_finance@pwc.com