国土交通省は11月18日、空港における草刈の自動化施工の導入を発表した。
空港内の緑地は草刈り面積が比較的広いため、従来より大型草刈り機(トラクタ)にて、草刈、集草、梱包作業を行っており、今回、草刈の自動化施工のためにGNSS等の機器を搭載したトラクタ(以下「自動化トラクタ」)を導入することにより、草刈、集草作業を自動化し、担い手不足の解消及び生産性の向上を目指す。
空港内の草刈における自動化トラクタについては、平成30年度から自動化施工についての実証実験を経て、令和3年度より順次、国管理空港への導入を進め、令和5年度までに全ての国管理空港へ配備する予定としている。
なお、導入する自動化トラクタは、国土交通省航空局が維持管理業務を行う請負業者へ貸与する。
■対象の国管理空港
丘珠、羽田、新潟、小松、八尾、徳島、松山、高知、北九州、長崎、大分、宮﨑、鹿児島、那覇