国土交通省は8月6日、令和2年度の宅配便取扱個数とメール便取扱冊数を発表した。
宅配便取扱個数は、48億3647万個。うちトラック運送は、47億8494万個、航空等利用運送は5153万個。これを前年度と単純比較すると、5億1298万個・対前年度比11.9%の増加となった。
便名ごとのシェアをみると、トラック運送については、上位5便で全体の約99.8%を占めており、さらに、「宅急便」、「飛脚宅配便」及び「ゆうパック」の上位3便で約94.8%を占めている。また、航空等利用運送については、「飛脚航空便」、「宅急便タイムサービス等」、「フクツー航空便」及び「スーパーペリカン便」の4便で全体の約35.0%を占めている。
また、メール便取扱冊数は、42億3870万冊であった。これを前年度と単純比較すると、4億6322万冊・対前年度比 9.9%の減少となっている。シェアを見ると、「ゆうメール」及び「クロネコDM便」の上位2便で97.3%を占める結果となった。