国土交通省は5月12日、電気自動車等(以下、EV)の普及促進に向けた環境整備の一環として策定した「電気自動車等用充電機器の道路上での設置に関するガイドライン(PDF)」を公表した。
経済産業省等による「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略 」(令和3年6月)では、EVの普及促進のため、公共用の急速充電器3万基を含む充電インフラを15万基設置し、遅くとも2030年までにガソリン車並みの利便性を実現することが目標に掲げられている。
その一環として、国土交通省では今回、道路上に急速充電機器が設置される場合に、道路管理者が道路占用許可申請等の審査の参考とするための「電気自動車等用充電機器の道路上での設置に関するガイドライン」を策定。ガイドラインには、安全な構造、設置場所等の考え方や、道路占用許可手続き、その他留意事項等が、16ページに亘って記されている。