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2018年11月15日【経済・社会】

国交省と横浜市、生活道路の走行速度を低減させる社会実験

NEXT MOBILITY編集部

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国土交通省・横浜国道事務所と横浜市道路局は協力し、ビッグデータ(ETC2.0データ)から特定された速度超過や急ブレーキが多発する生活道路において、走行速度を低減させる社会実験(スムース横断歩道等の試行的設置)を、11月20日(火)から行う。

 

これは平成30年度に地域住民、及びPTA、警察、国交省、横浜市が連携し発足した「中山町地区 交通安全対策協議会」による取り組みとなる。

横浜市の中山町地区では、周辺の幹線道路を避けて対象区間(ゾーン30区域内及び通学路)をスピードを出して通過する車両が多く、ビッグデータ(ETC2.0データ)の分析結果からも速度超過等が確認されており、通勤・通学する方や地域住民にとって危険な状況となっている。

 

 

そのため、中山町地区を対象に、走行速度の低減や流入交通量の低減などを目的に、スムース横断歩道等、以下の安全施設を1ヶ月間試行的に設置して効果検証を行う。

 

・スムース横断歩道:横断歩道を歩道の高さまで高くし、車の速度を低下させ、歩行者が安全に横断できるようにする。

 

・クランク型狭さく:道路を狭くするものを連続的に設置し、車の速度を低下させる。

 

・ハンプ:道路に赤い凸部の構造物を設け、車の速度を抑制する。

 

・狭さく:道路を狭くするものを設置し、車の速度を低下させる。

 

 

 

[中山町地区ビッグデータによる分析結果]

 

<平均速度>

 

<急減速発生状況>

 

<対策が必要な区間を通行する車両の主な経路>

 

 

[実施概要]

 

– 施工日時:
スムース横断歩道:平成30年11月20日(火)(9:00~16:00)
ハンプ・クランク型狭さく:平成30年11月21日(水)(9:00~16:00)

※ 天候等により、施工が延期になる場合がある。

– 施工場所:横浜市緑区中山二丁目地先
– 設置期間:平成30年11月20日(火)~平成30年12月17日(月)(予定)
– 対策内容:スムース横断歩道1ヶ所、ハンプ1ヶ所、狭さく2箇所

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。