経済産業省は、宇宙ベンチャー等の人材ニーズと、JAXAや大企業のOB人材等のマッチングを促進し、宇宙産業の活性化につなげるため、「宇宙専門人材プラットフォーム(S-Expert)」の運用を12月11日から開始する。
近年、国内外で宇宙ベンチャーの参入が活発化しており、宇宙分野の知識や高度な技術を持つ優れた人材の確保が重要になってきている。一方、高いスキルを持ち、知識や経験が豊富な宇宙専門人材は、宇宙産業内での流動性が低く、他産業からの流入も限られており、宇宙専門人材の需給にミスマッチが生じている。
「宇宙専門人材プラットフォーム(S-Expert)」では、宇宙ベンチャーと宇宙専門人材のマッチングを支援。宇宙産業の拡大に必要な人材絶対量の確保と人材流動性の向上を図り、宇宙産業の活性化を目指す。
[宇宙専門人材プラットフォームの概要]
宇宙ベンチャー・事業者は求人情報を掲載し、宇宙専門人材は職務経歴等を登録することで、お互いに閲覧・連絡が可能となる。
また、職業紹介事業者が仲介し、マッチングを促進。昨年6月に経産省と内閣府が構築した宇宙ベンチャーと投資家のマッチングサイト「S-Matching」と連携することで、宇宙ベンチャーの資金調達・人材確保を支援する。
■宇宙専門人材プラットフォーム(S-Expert):https://s-expert.jp/