経済産業省は、EdTech(革新的な教育技法)・個別最適化・文理融合(STEAM)・社会課題解決をキーワードとした、効率的な知識習得と創造的な課題発見・解決能力育成を両立する新たな学習プログラムの開発・実証を進めている(「未来の教室」実証事業)。
今回、この実証プロジェクト群の進捗状況や、学校・学習塾・個人学習で使える国内・世界のEdTechの最新動向等を広く情報発信するためとして、「未来の教室 Learning Innovation」ポータルサイトを正式オープンした。
[趣旨]
「未来の教室」実証事業では、人間がAI(人工知能)と共存していく社会で必要となる能力を「創造的な課題発見・解決力」(チェンジ・メーカーの資質)と定義し、「学びの社会システム」の構築を目指す。
具体的には、学習の個別最適化・文理融合(STEAM)・社会課題解決を主なテーマとし、EdTechを活用した、効率的な知識習得と創造的な課題発見・解決能力育成を両立した新しい学習プログラムの開発・実証を進める。
ポータルサイトでは、教育・EdTech事業者や学校関係者に留まらず、全ての人に対して、実証プロジェクト群の進捗と課題・展望を紹介。
学校や学習塾や家庭学習の場面でのEdTech活用に役立つ最新動向等を随時公開していくとしている。
[未来の教室 Learning Innovation」ポータルサイトについて]
<特徴>
○実証プロジェクト群の最新情報を発信
「未来の教室」(平成29年度補正予算「学びと社会の連携促進事業」)では、第1次公募を通じて実証事業採択を行い、7月から全国各地の様々なフィールドで実証を開始。
ポータルサイトでは、8月27日開始の第2次公募で今後採択していくプロジェクトも含め、実証プロジェクト群の進捗と見通しについて最新情報を紹介する。
○公募関連ニュースの公開
「未来の教室」実証事業の公募情報や関連イベント情報等についても、情報を掲載し、情報発信窓口を一元化する。
○学校・学習塾・個人学習向けEdTechデータベースの構築
学校・学習塾・個人学習におけるEdTech利用・調達の支援機能として、国内外の様々なEdTechに関する情報をカテゴリごとに整理して掲載・随時追加する。データベースでは、対象レベル、用途、教科タイプ、料金体系別等のニーズに応じた検索ができる。
[問い合わせ先]
商務・サービスグループ サービス政策課 サービス政策課長/教育産業室長 浅野
担当者:坂本、工藤、石澤
電話:03-3501-1511(内線 4021~6)
03-3580-3922(直通)
03-3501-6613(FAX)
■「未来の教室 Learning Innovation」ポータルサイト:https://www.learning-innovation.go.jp/
[関連リンク]
■「未来の教室」とEdTech研究会:http://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/mirai_kyoshitsu/index.html