TGMIN道場での授業
インド北部の豊田合成(本社:愛知県清須市、社長:小山享)傘下企業、豊田合成ミンダインディア(TGMIN)が2022年9月に開校した企業内職業訓練校「TGMIN道場」が今年5月9日、日本の経済産業省より「日本式ものづくり学校(JIM:Japan-India Institute for Manufacturing)」に認定された。
この経済産業省より定義される日本式ものづくり学校という枠組みでは、日印間で合意された「ものづくり技能移転推進プログラム」に基づき、インドの日系企業が同国の若い人材にものづくりの基本を学ぶ場を提供し、将来の製造現場のリーダーを育成する事を目指す。
経済産業省での認定式
ちなみに「TGMIN道場」には、TGMINの3工場(ニムラナ工場、バワル工場、グジャラート工場)があり、合わせて240名の実習生が入校。
以降1年間、製造現場に必要な知識や心構えを座学で学ぶ他、製品の成形や加工などの実践的な技能をOJTで学ぶ。
これを受けて豊田合成では「今後も、地域に根ざした人材育成に積極的に取り組み、インドにおける製造業の発展に貢献していきます」と語っている。