大阪府と御堂筋パーティー実行委員会は、およそ半年後に迫る大阪・関西万博の開幕への機運を盛り上げるべく11月3日 、大阪市中央区の御堂筋で「OPEN UP!」をテーマにした大規模特別イベント「御堂筋ランウェイ2024」を催し、これに約70万人の観客が来場した。
昨年開催時より規模を拡大今回は、大阪のメインストリートである御堂筋を舞台とした「御堂筋ランウェイ」を史上最長の区間で展開。万博のPRコンテンツやクラシックカーの展示など、多彩な趣向が盛り込まれた。
イベントでは、「繊維の街」大阪ならではのファッションショーも行われた。先の通り、今回は世界でも例を見ない約1.1キロの通りで、元女子バドミントン代表の小倉久美子さんが、大阪のデザイナーがリサイクル素材で作ったアイテムを身につけたモデルらと歩いたり、男性アイドルグループ「JOI」のメンバーもモデルとして参加し、パフォーマンスを披露した。
更に「東京ディズニーリゾート(R) スペシャルパレード」では、ディズニーの仲間たちと地元の子どもたちが音楽に合わせてパレードを繰り広げた。また日本の伝統芸能として知られる「長崎蛇踊り」や「宇和島牛鬼まつり」など、日本各地の祭りも集結。
俳優で歌手の松平健さんと腰元ダンサーたちが「マツケンサンバ」を明るく元気に歌い踊り、会場を盛り上げ、万博のアンバサダーを務める大阪出身のJポップデュオ「コブクロ」が、同博覧会の公式テーマソング「この星の続きを」を披露。万博の公式キャラクター「みゃくみゃく」もステージに登場し、約600人のダンサーとともにランウェイを歩いた。
同イベント開催で吉村洋文大阪府知事は、「万博の半年前に開催されるこの特別なイベントを楽しんで頂き、観客の皆さんもイベントを盛り上げてくれました」と横山秀征大阪市長と共に特別なイベントの成功を強調した。