日本通運の現地法人、メキシコ日本通運は、12月18日(水)、メキシコ・グアナファト州にあるコリナスアパセオ工業団地内で、新倉庫建設の立柱式を行った。
メキシコ・グアナファト州は、自動車のセットメーカーのみならず、数多くのサプライヤー企業も進出しており、近隣のアグアスカリエンテス、ケレタロ、サンルイスポトシなど、メキシコ中央高原(バヒオ地区)各州との合計では、約630社が進出する自動車産業の一大集積地となっている。
このため日通では、自動車関連部材の倉庫保管の需要が今後さらに高まっていくと予想。
新拠点開設に際し、メキシコ日通が蓄積した自動車関連物流のノウハウをもとに基本図面から自社で設計を行い、同国初導入(同社)となるサイドオープントレーラーの荷役も可能とする。
また、ケレタロおよびサラマンカの拠点を集約することで、効率性、収益性を向上させるとともに、顧客の生産ラインに同期した高付加価値サービスの提供を目指す。
日通は、今後ますますの成長が見込まれるメキシコでの自動車物流に対応するため、ロジスティクス機能を強化するとしている。
[新倉庫の概要]
– 開業予定:2020年8月
– 住所:
Parque Industrial Colinas de Apaseo, Apaseo El Grande, Guanajuato Mexico
– 構造:鉄骨造、平屋建て
– 敷地面積:62,501㎡
– 延床面積:17,092㎡
(内訳)
・倉庫面積:14,112㎡
・事務所:480㎡
・庇部分他:2,500㎡