中日本高速道路 名古屋支社は12月22日、E1 名神高速道路(名神)一宮インターチェンジ(IC)~一宮ジャンクション(JCT)で、渋滞対策工事に着手すると発表した。
対策箇所は、1日約9万台(2019年実績)の交通量があり、朝夕の通勤時間帯や交通混雑期を中心に激しい渋滞が年間約1,400回(2019年実績)発生している。これまで、規則正しく1台ずつ交互に合流する、ファスナー合流などの渋滞対策により、渋滞は緩和しているものの、引き続き渋滞が発生している状況であった。
渋滞対策としては、現況の道路幅は変更せず、車線幅や路肩幅を変更し、4車線を6車線に改良する。また、路肩の幅が現在より狭くなるため、緊急時に車両が停車できるよう非常駐車帯を設置する。
同様の渋滞対策を実施したE1 東名高速道路 音羽蒲郡IC~豊田JCT間では、交通集中による渋滞回数が対策前と比較して約9割削減されており、今回の対策箇所においても大幅な渋滞削減効果が期待されるという。
なお、高速道路上での作業開始予定時期は、2022年1月下旬より。6車線の運用開始時期については、あらためて発表される。
■渋滞対策の概要
– 高速道路上での作業開始予定時期
2022年1月下旬~
– 標準横断図(橋梁部)