マツダは3月18日、2022年4月1日付の組織改革および執行役員と部長職以上の人事異動を、以下の通り発表した。
1.組織改革
(1)MaaS事業領域
<目的>
・進展の速いCASE(※)やデジタル化による新たなモビリティプラットフォームを活用した新事業を、柔軟かつスピーディに検討、探索するための体制を作る。
・新事業を通じて新たな価値を提供することで「走る歓び」の価値を拡張し、クルマのある生活の感動体験をさらに高める取り組みを進める。
・そのために、全社から人材を募集すると共に、スタートアップ企業など仲間を募り、積極的に共働していく体制を構築する。
・この事業準備室は数年後には事業本部へと拡大する計画で事業化準備を開始する。
<内容>
・部門横断プロジェクトの機能の一部を集約・移管し、MaaS事業準備室を新設する。
(2)原価企画領域
<目的>
・従来の原価企画本部の役割責任を再定義し、企画領域に於いて会社収益へ最大貢献できる組織・体制を再構築する。
<内容>
・コスト基盤領域を担う原価企画推進部と、新商品の収益管理を担う商品収益企画部を経営企画本部へ移管・再編する。
・コモディティ企画推進部を廃止し、その機能を経営企画本部、R&D技術管理本部、購買本部および開発領域の各本部へ移管する。
・原価企画本部は廃止する。
※)CASE:Connected(コネクティッド)、Autonomous(自動運転)、Shared/Service(シェア/サービス)、Electric(電動化)の頭文字を合せた造語。
2. 人事異動
(1)執行役員
<新、旧、氏名>
– 取締役専務執行役員 経営戦略・商品戦略・MDI&IT統括、取締役専務執行役員 経営戦略・商品戦略・原価企画・MDI&IT統括、古賀 亮
(2)部長職以上
<新、旧、氏名>
– MaaS事業準備室長、グローバル販売&マーケティング本部長、別府 耕太
– MaaS事業準備室主査、経営戦略室主査、三谷 明弘
– 経営企画本部主幹、原価企画推進部長、安井 力
– 原価企画推進部長、コモディティ企画推進部長、白石 克巳
– 経営企画本部 商品収益企画部長、原価企画本部 商品収益企画部長、赤松 章雄
– 経営企画本部 商品収益企画部主査、原価企画本部 商品収益企画部主査、池原 浩三
– 経営企画本部 商品収益企画部主査、原価企画本部 商品収益企画部主査、岡田 靖治
– 商品本部主査、商品開発企画部主幹、森谷 直樹
– グローバル販売&マーケティング本部長、<出向>マツダノースアメリカンオペレーションズ 上級副社長、大塚 正志
– <出向>マツダノースアメリカンオペレーションズ 副社長、商品本部主査、岡野 直樹