マツダは4月21日、創業からの歴史やヒストリックカーなどを展示する企業博物館「マツダミュージアム（広島本社敷地内）」を全面リニューアルし、5月23日から一般公開すると発表した。

またこれに伴い、オフィシャルサイトに「オンラインマツダミュージアム」を開設した。

今回のリニューアルでは、訪問者や地域住民等により親しみを持ってもらうこと、また、ブランド発信拠点としての機能を強化することを目的に、施設全体の空間デザインや展示内容を刷新。

内外装を、モノトーンの配色と温かみを感じさせるウッドや照明を組み合わせ、最新のブランドコンセプトで統一し、品格・質の高さと温かみが調和された居心地の良い施設を目指した。

また、館内を10の展示ゾーンで構成し、それぞれのテーマに合わせた色合いや照明で演出。100年以上に亘って世に送り出してきたクルマに込めた想いと、次の100年に向けたマツダのビジョンを、物語として体感できるよう展示方法にも工夫を凝らしたと云う。

他にも、落ち着いて過ごせるコーナーを設けたエントランスホールでの新型車の展示や、これまでも好評だった工場見学コース（車両組立）も用意するなど、ブランド発信拠点としての機能を充実させた。

一方、オンラインでは、各ゾーンの解説に加え、ドローンで撮影した臨場感のある館内映像を取り入れた「オンラインマツダミュージアム」や、自動車産業やクルマづくりについて分かりやすく説明する子供向けコンテンツ「マツダキッズチャンネル」が楽しめると云う。

[マツダミュージアム概要]

– 見学・予約方法：予約サイトでの予約（完全予約制／受付は5月16日開始予定）。

予約サイト：https://www.mazda.com/ja/about/museum/reservations/

– 案内言語（集合時間）：

日本語（9:30、13:45） ※英語案内はしばらくの間、休止。

– 入場料：無料
– 休館日：土、日、マツダの休業日（年末年始、GW、夏期休暇など）

– 問い合わせ先：

マツダミュージアム

メール：mazdamuseum@mazda.co.jp
FAX：082-252-5654

＜展示内容＞

【エントランス】

ブランドスタイルを表現したホールと最新のマツダ車。

【ゾーン1】：

1920年～1959年：モノ造り精神の原点。

【ゾーン2・3、5・6・7】

1960年～：総合自動車メーカーとしての歩み。

【ゾーン4】

モータースポーツ：企業と技術の威信をかけた世界への挑戦。

【ゾーン8】

技術展示：人を第一に考えるマツダのモノ造り。

【ゾーン9】

生産ライン見学。

【ゾーン10】

次の100年に向けたマツダのビジョン。

■（マツダ）オンラインマツダミュージアム：https://www.mazda.com/ja/about/museum/

■（マツダ）マツダキッズチャンネル：https://www.mazda.com/ja/about/kids/