マツダのCX-30が、ドイツの自動車賞のひとつ「ゴールデンステアリングホイール賞(コンパクトSUV部門/*1)」を受賞した。
ゴールデンステアリングホイール賞は、ドイツの「Bild am Sonntag(ビルド日曜版)」および自動車専門誌「Auto Bild(オートビルド)」が主催する、43年の歴史を持つ権威ある自動車賞のひとつ。
読者投票や、自動車ジャーナリストなどから構成される審査員の評価に基づき、部門ごとにその年の最も優れた新型車が選出される。
CX-30は、最もノミネート車が多いコンパクトSUV部門で選出。併せて、SKYACTIV-Xと新型MAZDA3も、それぞれの部門(*2)でトップ3に選出されている。
マツダの受賞は1985年、1989年「MAZDA323(日本名:マツダ ファミリア)」、1992年「MAZDA626 (日本名:マツダ カペラ)」、2014年「MAZDA2」に続く5回目。
11月12日にベルリンで行われた授賞式に参加したマツダの青山裕大常務執行役員は、「このような素晴らしい賞を受賞することができ大変光栄です。デザイン、技術、そして人馬一体感に注力するマツダのクルマづくりを評価いただきました」とコメントしている。
CX-30は、グローバルに成長を続けるSUV市場を見据え、新たにラインアップに追加されたモデル。「人生の幅や世界観を広げるクロスオーバー」をコンセプトに、感性を刺激するデザイン、どこへでも気軽に出かけられる機動性、大切な人とゆったりと過ごすことができる上質な室内空間、誰もが安心して運転を楽しめる安全性能を追求している。
マツダは今後も、「感動」やクルマ本来の魅力の「走る歓び」を提供し、ユーザーと特別な絆を持ったブランドになることを目指していくとしている。
*1:全長4.4メートル以下。
*2:SKYACTIV-X はイノベーション部門、新型MAZDA3はコンパクトカー部門でそれぞれ選出。