丸紅は12月24日、Mobileye Vision Technologies Ltd.(以下「モービルアイ社」)およびMoovit App Global Ltd.(以下「Moovit社」)と、業務提携に関する基本合意書を締結したと発表した。
近年、日本のモビリティ分野では、脱炭素化を目的とした電気自動車の普及、マイクロモビリティ等のモビリティ関連サービスの多様化、少子高齢化、ならびに今後期待されるインバウンド需要の増加等、社会情勢の変化に直面している。これらを背景として、マルチモーダルサービスやオンデマンド交通システム等の新しい交通サービスが普及しつつある。
丸紅は、モビリティ分野における大きな産業構造の変化に対応すべく、モービルアイ社およびMoovit社とのMaaS(Mobility as a Service)に関する協業を推進する。丸紅グループの多角的な事業活動を通じて培った丸紅のノウハウとネットワークを活用し、モービルアイ社とMoovit社の有するMaaS関連サービスの日本国内での実装を目指していく。
■業務提携の概要
<モービルアイ社との取り組み>
・先進運転支援システム(ADAS)機能を提供するアフターマーケット製品 「MOBILEYE 8 CONNECT」により収集される各種データの分析・活用事業
・物流事業者向け自動運転関連サービスの取り組み推進
<Moovit社との取り組み>
・マルチモーダルサービスおよびオンデマンド交通システム事業の日本国内への開発・展開