MAMORIO社と、東日本旅客鉄道(JR東日本)は共同で、JRのサービス向上を目的に、6月1日から、忘れ物自動通知サービスの試験運用を開始する。
試験運用では、JR東日本の東京駅をはじめとする首都圏主要4駅(東京駅、上野駅、大宮駅、千葉駅)の忘れ物承り所に専用アンテナ「MAMORIO Spot」を設置し、主に運用面の確認を行うことで、今後の本サービスの継続について検討する。
[試験運用の概要]
<サービス概要>
同サービスでは、MAMORIO社が販売する紛失防止タグ「MAMORIO」を付けた所持品(バッグ・財布等)が、JR 線内の4駅の忘れ物承り所に届けられた際、専用アンテナ「MAMORIO Spot」が所持品に付いている「MAMORIO」の電波を受信し、所持品の所在地を「MAMORIO アプリ」利用者のスマートフォン端末へ自動的に通知する。
※事前に「MAMORIO」を購入し、所持品に取り付け、専用アプリ「MAMORIO アプリ」をスマートフォンにインストールし登録する必要がある。
<専用アンテナ「MAMORIO Spot」設置箇所>
JR 東日本の東京駅、上野駅、大宮駅および千葉駅の各忘れ物承り所
※首都圏の一部路線の忘れ物に対応。
※JR 線の駅構内や列車内の忘れ物は、拾得された駅等で一定期間保管後に忘れ物承り所等へ集約し、その後警察の遺失物担当部署に引き渡す。
※拾得されてから忘れ物承り所に届くまで、数日かかる場合がある。
<試験運用開始日>
6月1日(金)から3ヶ月程度(試験運用の結果を踏まえ、運用継続を検討。)
[MAMORIOについて]
MAMORIOは、Bluetooth Low Energyを活用した小さなタグを「大切なモノ」に付けて、スマートフォンと連係して紛失を防ぐ製品で、置き忘れ時に、スマートフォンに置き忘れた場所と時間を通知。
また、「クラウドトラッキング機能※(特許取得済)」を利用することで、全国のMAMORIOユーザーと協力して自分のものを探すことが出来、発見確率を向上させる。
MAMORIO社では、公共交通機関や商業施設等にMAMORIO Spotを設置することで、忘れ物が忘れ物承り所などに届けられた際に自動的に通知するサービスの展開や、プロの手による捜索支援サービスや紛失時の保証が受けられる「あんしんプラン(有償オプション)」の提供なども行っている。
※「クラウドトラッキング機能」は、MAMORIOのアプリを入れているユーザー同士で協力して紛失物を探す機能。
[MAMORIO仕様(MAMS-001 シリーズ)]
– 通信方法:Bluetooth4.0(Bluetooth Low Energy)
– サイズ:縦 35.5mm×横 19mm×厚さ 2.8mm
– 重さ:2.4g
– 有効距離:約60m
– 電池タイプ:リチウム電池
– 電池寿命:約1年間(ご利用状況によって変化する可能性がございます。)
– 販売価格:1個 3,980円(税別)
– 購入方法:ECサイト(オンラインショップ)、大手家電量販店、大手百貨店など
[MAMORIO株式会社について]
– 代表者:増木 大己
– 設立:2012年7月
– 所在地:東京都千代田区外神田3-3-5ヨシイビル5F
– 事業内容:ポータルサイト「落し物ドットコム」の運営、落し物防止タグ「MAMORIO」の開発
– URL:https://mamorio.jp/