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2018年5月29日【テクノロジー】

マモリオ社とJR東日本、IoT活用の忘れ物自動通知サービスを実施

NEXT MOBILITY編集部

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MAMORIO社と、東日本旅客鉄道(JR東日本)は共同で、JRのサービス向上を目的に、6月1日から、忘れ物自動通知サービスの試験運用を開始する。

 

試験運用では、JR東日本の東京駅をはじめとする首都圏主要4駅(東京駅、上野駅、大宮駅、千葉駅)の忘れ物承り所に専用アンテナ「MAMORIO Spot」を設置し、主に運用面の確認を行うことで、今後の本サービスの継続について検討する。

 

JR東日本・ロゴ

 

 

 

[試験運用の概要]

 

<サービス概要>

 

同サービスでは、MAMORIO社が販売する紛失防止タグ「MAMORIO」を付けた所持品(バッグ・財布等)が、JR 線内の4駅の忘れ物承り所に届けられた際、専用アンテナ「MAMORIO Spot」が所持品に付いている「MAMORIO」の電波を受信し、所持品の所在地を「MAMORIO アプリ」利用者のスマートフォン端末へ自動的に通知する。

 

※事前に「MAMORIO」を購入し、所持品に取り付け、専用アプリ「MAMORIO アプリ」をスマートフォンにインストールし登録する必要がある。

 

<専用アンテナ「MAMORIO Spot」設置箇所>

 

JR 東日本の東京駅、上野駅、大宮駅および千葉駅の各忘れ物承り所

 

※首都圏の一部路線の忘れ物に対応。
※JR 線の駅構内や列車内の忘れ物は、拾得された駅等で一定期間保管後に忘れ物承り所等へ集約し、その後警察の遺失物担当部署に引き渡す。
※拾得されてから忘れ物承り所に届くまで、数日かかる場合がある。

 

<試験運用開始日>

 

6月1日(金)から3ヶ月程度(試験運用の結果を踏まえ、運用継続を検討。)

 

 

[MAMORIOについて]

 

 

MAMORIOは、Bluetooth Low Energyを活用した小さなタグを「大切なモノ」に付けて、スマートフォンと連係して紛失を防ぐ製品で、置き忘れ時に、スマートフォンに置き忘れた場所と時間を通知。

 

また、「クラウドトラッキング機能※(特許取得済)」を利用することで、全国のMAMORIOユーザーと協力して自分のものを探すことが出来、発見確率を向上させる。

 

MAMORIO社では、公共交通機関や商業施設等にMAMORIO Spotを設置することで、忘れ物が忘れ物承り所などに届けられた際に自動的に通知するサービスの展開や、プロの手による捜索支援サービスや紛失時の保証が受けられる「あんしんプラン(有償オプション)」の提供なども行っている。

 

※「クラウドトラッキング機能」は、MAMORIOのアプリを入れているユーザー同士で協力して紛失物を探す機能。

 

[MAMORIO仕様(MAMS-001 シリーズ)]

 

– 通信方法:Bluetooth4.0(Bluetooth Low Energy)
– サイズ:縦 35.5mm×横 19mm×厚さ 2.8mm
– 重さ:2.4g
– 有効距離:約60m
– 電池タイプ:リチウム電池
– 電池寿命:約1年間(ご利用状況によって変化する可能性がございます。)
– 販売価格:1個 3,980円(税別)
– 購入方法:ECサイト(オンラインショップ)、大手家電量販店、大手百貨店など

 

 

[MAMORIO株式会社について]

 

– 代表者:増木 大己
– 設立:2012年7月
– 所在地:東京都千代田区外神田3-3-5ヨシイビル5F
– 事業内容:ポータルサイト「落し物ドットコム」の運営、落し物防止タグ「MAMORIO」の開発
– URL:https://mamorio.jp/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。