マクニカ
は3月29日、脱炭素社会の実現に向けて太陽光発電導入を推進している神奈川県（知事：黒岩 祐治）及びペロブスカイト太陽電池の開発者である桐蔭横浜大学の宮坂特任教授が代表を務めるペクセル・テクノロジーと、ペロブスカイト太陽電池と蓄電池の社会実装に向けた実証や普及啓発に関しての連携協定を締結した。
マクニカ、神奈川県、ペクセル・テクノロジーズの3者は、薄く、軽く、曲がることで都市部での大規模発電が可能になることが期待される次世代型太陽電池のペロブスカイト太陽電池と再生可能エネルギーによる電力の地産地消に向けて必要となる蓄電池の社会実装に向けた取り組みを連携して行う。
3者はペロブスカイト太陽電池と蓄電池の早期社会実装を目指すと共に、神奈川県発として世界に向けてペロブスカイト太陽電池と蓄電池を活用したソリューションの利便性やその社会貢献度を広く情報発信し、脱炭素社会の促進に貢献していく。
マクニカは、環境省の事業採択を受けてペロブスカイト太陽電池の量産化を目指しペクセル・テクノロジーズと共に、横浜市の大さん橋でペロブスカイト太陽電池の実証事業を開始している。
また2024年10月より7.2kw/h～の安価で安全な100%リサイクルが可能な蓄電池「Soldam（ソルダム）」の販売を開始する事が決定済みであり、神奈川県と協力する事で官民一体となった脱炭素社会の構築に貢献する事を今後も目指していく構えだ。
マクニカのサーキュラーエコノミー事業：https://www.macnica.co.jp/business/energy/
