Luupは12月8日、副社長兼CPO(チーフ・プロダクト・オフィサー)として、松本崇宏氏が2020年より参画したことを発表した。
Luupは、電動アシスト自転車のシェアリングサービス「LUUP(ループ)」を、渋谷区、目黒区、港区、世田谷区、品川区、新宿区の6エリアの一部で2020年5月25日より展開している。
現在のポート数は200箇所以上に拡大し、展開エリア内のポート導入の密度の高めている。また、「ライド開始時の降車ポートを予約する」等の新しい仕様の採用により、「降りようと思った場所で返却できない」といった既存シェアサイクルの課題解決を図っている。
代表の岡井氏は、モビリティがIoT化していく現代において新しく生まれるインフラは、マーケットからのフィードバックを得られるように意識的なデータ設計を行い、それを資産として蓄積してサービスを日々改善することが必要だと考えている。
利用者の満足度と安心感を最大化させることを目的として、LUUPを「データドリブンなインフラ」とするためには、データサイエンティストの経験があり、世界でデータドリブンなモビリティインフラを実現させたUberにて経験のある松本氏が適任であると考えたという。
松本氏はジョイン後、データサイエンティストとしてのバックグラウンドを活かし、データの最適な在り方の設計を起点とし、プロダクトを牽引してきた。具体的には、ユーザーへの提供価値を最大化すべく、同事業におけるサービス設計、アプリの開発、機体の改善、データ分析等を推進し、今後の更なるサービス改善に向けて、より注力している。
■松本氏のプロフィール
新卒では東京海上日動火災保険で保険商品開発・引受審査業務に従事。退職後、Uberにて新規ビジネス構築・市場効率化・オペレーション構築を行い、DataRobotでのデータサイエンティストを経て2020年7月にLuupにジョイン。University College Londonで経済学修士を取得し、ペンシルベニア大学の修士課程ではコンピュータサイエンスを学ぶ。
■Luup
https://luup.sc/