Luupは5月19日、2021年4月に7.5億円の資金調達を実施したことを発表した。
なお、今回の資金調達は、Spiral Capital Japan Fund 2号投資事業有限責任組合(以下「スパイラルキャピタル」)をリード投資家として、ANRI3号投資事業有限責任組合(以下「ANRI」)、ENEOSイノベーションパートナーズ合同会社(以下「ENEOSイノベーションパートナーズ」)、アダストリア(以下「アダストリア」)、非公開の投資家複数名を引受先とする第三者割当増資を実施したもの。2021年夏頃の最終クローズに向けて、複数の投資家候補との協議を継続している。
Luupは、「街じゅうを「駅前」化するインフラをつくる」をミッションに、電動キックボードや小型電動アシスト自転車などの「電動マイクロモビリティ」を取り扱うシェアリングサービス「LUUP(ループ)」を提供している。2021年4月には、政府の特例措置のもと、国内で初めてヘルメットの着用が任意となった電動キックボードのシェアリングサービスを開始した。
同社によると、電動キックボードのシェアリング開始以降、需要が急拡大しており、今回の資金調達により、更なるエリア拡大と機能拡充のための組織体制強化と、安全性・利便性の高い機体の開発を進めていくとしている。
今回の資金調達の投資家一覧
スパイラルキャピタル/ANRI/ENEOSイノベーションパートナーズ/アダストリア/投資家 複数名(非公開)