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2018年11月27日【テクノロジー】

LINEとみずほ、新銀行設立の検討に向け準備会社を設立

NEXT MOBILITY編集部

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LINEとみずほフィナンシャルグループは、11月27日、両傘下のLINE Financialおよびみずほ銀行を通じた共同出資による準備会社の設立に関して合意した。

 

準備会社では、関係当局の許認可等を前提に、新銀行の設立に向け、準備・検討を進める。

LINEおよびLINE Financialでは、コミュニケーションアプリ「LINE」を通じて、投資サービスの「LINEスマート投資」、保険サービスの「LINEほけん」を展開。その他、証券やローンといった金融サービスのに向け準備を進める中、今回、銀行業への参入を決定。

 

一方、みずほは、様々なテクノロジーを活用し、培ってきた金融ノウハウを活かしたオープンなプラットフォームの提供を軸に、利便性の高い金融サービスの提供を推進。新たな準備会社を通じて、これまで培った金融ノウハウを活かし、スマートフォン世代などに対してより適した金融サービスを提供するため、LINEと共同で新銀行の設立を目指す。

 

両社は、「LINE」の月間利用者数7,800万人を超えるユーザーベース、みずほ銀行が培ってきた銀行業におけるノウハウを活かして、「LINE」とリンクした、親しみやすく利用しやすい”スマホ銀行”を提供することで、銀行をより身近な存在へと変化させる新銀行の設立を目指すとしている。

 

なお、新銀行の概要、具体的なサービス内容、スケジュール等の詳細については、今後、準備会社で検討を行い、決定次第、告知するとしている。

 

 

[会社概要]

 

<共同出資会社>

 

– 名称:LINE Bank設立準備株式会社(予定)
– 所在地:未定
– 代表者:未定
– 資本金及び資本準備金:20億円
– 出資比率:LINE Financial株式会社 51%、株式会社みずほ銀行 49%
– 設立日:未定

 

<LINE>

 

– 名称:LINE株式会社
– 所在地:東京都新宿区新宿四丁目1番6号 JR新宿ミライナタワー23階
– 代表者:代表取締役社長 出澤 剛
– 事業内容:

コミュニケーションアプリ「LINE」およびLINEプラットフォーム上で展開するコンテンツ・サービス、その他ウェブサービス事業、AI事業の提供、運営

– 資本金:957億円(2018年9月末時点)
– 設立年月日:2000年9月4日

 

<みずほフィナンシャルグループ>

 

– 名称:株式会社みずほフィナンシャルグループ
– 所在地:東京都千代田区大手町1-5-5(大手町タワー)
– 代表者:執行役社長 坂井 辰史
– 事業内容:銀行持株会社
– 資本金:2兆2,565億円
– 設立年月日:2003年1月8日

 

<LINE Financial>

 

– 名称:LINE Financial株式会社
– 所在地:東京都新宿区新宿四丁目1番6号 JR新宿ミライナタワー23階
– 代表者:代表取締役 出澤 剛
– 事業内容:金融関連サービスの提供
– 資本金:225億円(2018年10月末時点)
– 設立年月日:2018年1月10日

 

<みずほ銀行>

 

– 名称:株式会社みずほ銀行
– 所在地:東京都千代田区大手町1-5-5(大手町タワー)
– 代表者:取締役頭取 藤原 弘治
– 事業内容:銀行業
– 資本金:1兆4,040億円
– 発足日:2013年7月1日

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。