トヨタ自動車傘下のレクサス(LEXUS)ブランドは、4月20日(月)~26日(日)、イタリア・ミラノで開催される世界最大のデザインイベント、「ミラノデザインウィーク2020(*)」に出展し、トルトーナ(Tortona)地区の中心にあるスーパースタジオ・ピュー内アートポイント(Superstudio Più)で、「LEXUS DESIGN EVENT 2020 – SENSES ELECTRIFIED」を開催する。
通算13回目の出展となる今回、レクサスは、電動化ビジョン「Lexus Electrified」からインスパイアされた、人の感性に寄り添い、感覚の拡張をもたらす体験型のインスタレーションを実施。また、電動化ビジョンを象徴するEVのコンセプトカー「LF-30 Electrified」を展示する。
「Lexus Electrified」とは、電動化技術を用いて車両の基本性能を進化させ、自動運転や電動化などモビリティ社会が変化し続ける時代においても、クルマがもたらす楽しさ・喜びを提供し続けることを目指すレクサスの思想。
レクサスは、電動化技術の先駆者として、今一度クルマの原点に立ち返り、走りの楽しさを大きく進化させ未来の高級車の在り方を根本から変えていくとしている。
今回、コラボレーションデザイナーとして参画するのは、ロンドンを拠点に活動する空間デザインスタジオのLoop.pH。その創設者で、ディレクターでもあるマティアス・グマクル氏は、コラボレーションにあたり次のようにコメントしている。
「先進的でHuman-Centered(人間中心)なテクノロジーの活用を考えるLEXUSと共創できることにとてもワクワクしています。SENSES ELECTRIFIEDでは感覚を刺激し、新しい発見やその先にある“Amazing”な体験を楽しんでもらうことを目指しました。
本インスタレーションでは、電動化がもたらす感覚の拡張を体験できる空間へ、来場者をいざないます」。
また会場内では、LEXUS DESIGN AWARD 2020のファイナリスト6名によるプロトタイプ作品を展示。4月20日(月)のプレスデーでは、ファイナリストたちのプレゼンテーションが行われ、グランプリの受賞者が発表される。
なお、イベントの詳細は、以下のLEXUS DESIGN EVENTおよびLEXUS DESIGN AWARD公式サイトで公開される。
・LEXUS DESIGN EVENT 特設サイト:https://lexus.jp/brand/lexus-design/design_events/
・LEXUS DESIGN AWARD ウェブサイト:https://lexus.jp/brand/lexus-design/design_award/
・公式ハッシュタグ #LexusDesignEvent、#LexusDesignAward
*イタリア・ミラノで行われる世界最大のデザインエキシビション。家具メーカーやファッションブランドが独自性をアピールする様々なイベントを開催。ミラノサローネとも呼ばれる。
[イベントの概要]
– 名称:LEXUS DESIGN EVENT 2020 – SENSES ELECTRIFIED
– 日時:
・4月21日(火)-4月25日(土)午前10時-午後9時
・4月26日(日)午前10時-午後6時
・プレスプレビュー4月20日(月)午前10時-午後5時半
– 会場:スーパースタジオ・ピュー内アートポイント(Superstudio Più)
(住所:Via Tortona, 27 20144 – Milano, Italy)
– 展示:
・Loop.pHによるインスタレーション
・LEXUS DESIGN AWARD 2020ファイナリスト6名の入賞作品
– 主催:Lexus International
[デザイナー・プロフィール]
Loop.pH マティアス・グマクル氏
Loop.pH<http://loop.ph/>はマティアス・グマクル氏とレイチェル・ウィングフィールド氏により2003年に設立され、ロンドンを拠点にデザイン、建築、科学フィールドで活動する空間設計デザインスタジオ。専門性の枠にとらわれない新しいクリエイティブの形成を目指して、デジタルとマテリアルを融合したインスタレーションを得意としている。
企業の思想を体現するクリエイティブワークをはじめ、講演やワークショップなど世界中で活躍。過去の代表作には、LEXUS Russiaとコラボレーションした「Lexus Hybrid Art」(2010年)、TED 2015の「OSMO」、ロンドンのデザインミュージアムにて実施した「Mind Pilot」(2018年)、などが挙げられる。
[LEXUS DESIGN AWARD概要]
LEXUS DESIGN AWARDは、世界中の新進気鋭のクリエイターに焦点を当てる国際デザインコンペティションとして2013年に創設。よりよい未来を形成する力を持った作品を制作するデザイナーやクリエイターを支援することによって、社会に貢献するアイデアを育むことを目的としている。
同賞は、世界的に認知された一流のデザイナーをメンターとして、提案したデザイン案のプロトタイプ化に取り組む貴重な機会を6名の入賞者に提供し、入賞作品はデザイン界でも最大級のイベント、ミラノデザインウィークで展示される。
2020年で通算8回目。本年は全世界より2,042作品の応募があった。