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2024年5月10日【ESG】

レクシヴら、神奈川県と脱炭素モビリティの周遊促進で連携

坂上 賢治

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REXEV(レクシヴ)はサンオータスとコンソーシアムを組成。神奈川県と令和6年度「脱炭素モビリティを活用した県西地域の周遊促進業務」で4月18日付けで業務委託契約を締結しましたと(5月10日)発表した。

 

REXEVは、2020年6月1日より小田原市を中心とした神奈川県西地域で、再生可能エネルギー導入拡大のための効率的なエネルギーマネジメントの実施と共に、EVカーシェアリングの提供を行って、域内の脱炭素モビリティの普及に貢献してきた。

 

今回の業務委託でREXEVが参加する「脱炭素モビリティを活用した県西地域の周遊促進業務」は、脱炭素モビリティのシェアリングサービスを導入・普及することによる、神奈川県西地域内の観光促進や利便性向上を目的としている。

 

今回、連携の対象となる県西地域には「未病いやしの里の駅」をはじめとする観光スポットが数多くあり、電気自動車(EV)や電動キックボードなどを導入することで、施設間および地域間の移動をスムーズにし、観光客などの周遊を促進する。

 

※周遊マップイメージ(REXEV作成)

 

周遊促進業務および業務委託の内容は以下の通り

 

(1)電気自動車シェアリングサービスの導入
REXEVが現在すでに運営中のEVカーシェアリングサービス「eemo(イーモ)」へ、新たに4台のEVを導入。これまでにない多様な車種を導入することにより、利用率の向上・取り組みの訴求力向上を狙う。

導入予定車種:FOMM FOMM ONE、VOLVO C40、その他車種についても対応開発中
※導入予定車種は変更になることがある。

 

(2)電動キックボードシェアリングサービスの導入
サンオータスの電動キックボードシェアリングサービス「SEA-Board(シーボード)」を県西地域に初導入。これまで三浦半島や湘南、沖縄(宮古島)など有名観光エリアで培った導入・運営経験を活かし、開始当初は25台を導入予定です。併せてステーションを新設し、利用案内・交通ルールに関する啓蒙看板などを設置。安全で快適な利用を促進していく。

 

(3)プロモーションの実施
EVカーシェアリングサービスおよび電動キックボードシェアリングサービスの利用促進、観光客の誘致・周遊促進、地域住民の利便性向上を目指し、エリア毎に見どころスポットを記載した周遊マップを作成。併せてウェブサイトの立ち上げやSNSの運用、試乗会・安全運用講習・地域イベントへの参加など、オンライン・オフライン問わず多面的に取り組みをプロモーションしていく。

 

 

 

概要
令和6年度脱炭素モビリティを活用した県西地域の周遊促進業務委託

 

[実施期間]2024年4月18日から2025年3月31まで ※実際に導入したモビリティを利用できるのは2024年10月からを予定。

 

[対象地域]神奈川県西地域(小田原市、南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成
町、箱根町、真鶴町及び湯河原町)

 

[実施内容]
・脱炭素モビリティシェアリングサービスの導入、運営
・脱炭素モビリティ利用促進プロモーションの実施ほか

参考
・県西地域活性化プロジェクト
 https://www.pref.kanagawa.jp/docs/y2w/kenseipj/index.html
・未病いやしの里の駅
 https://www.pref.kanagawa.jp/docs/m2g/kenseipj/satonoeki.html
・株式会社REXEV(レクシヴ)
 https://rexev.co.jp/
・EVカーシェアリングサービス「eemo(イーモ)」
 https://www.eemo-share.jp/
・株式会社サンオータス
 https://sunautas.co.jp/
・電動キックボードシェア「SEA‐Borad(シーボード)」
 https://sa-mobility.com/mobility-services/sea-board/

会社概要
株式会社REXEV(レクシヴ)
本社所在地:東京都千代田区神田淡路町一丁目9番5号
事業内容:企業、自治体向けのEV導入支援およびEV運用システム提供事業等
コーポレートサイト:https://rexev.co.jp/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

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1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

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1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。