NEXT MOBILITY

MENU

2023年6月12日【トピックス】

東名・大井松田~清水IC間、大規模工事(9/4から208日間)

NEXT MOBILITY編集部

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

中日本高速道路(NEXCO中日本)東京支社は6月12日、E1 東名高速道路(東名)の大井松田インターチェンジ(IC)~清水IC間(上下線)で、9月4日から来年3月29日までリニューアル工事を実施すると発表した。

 

同社は、工事期間中は、10月30日から11月10日までを中心に最大25km、通過に2時間20分以上の激しい渋滞が予想されることから、E85 小田原厚木道路(小田厚)、E20 中央自動車道(中央道)、E1A 新東名高速道路(新東名)などへの迂回や、利用時間の変更、公共交通機関の利用を検討するよう呼び掛けている。

 

なお、東名では他にも3区間でリニューアル工事が行われているほか、2024年度以降も同区間でリニューアル工事が予定されているとのこと。

NEXCO中日本・ロゴ

[渋滞予測]

 

■上り線(東京方面)

朝の通勤時間帯を中心に、7時から19時まで愛鷹パーキングエリア(PA)付近を先頭に最大10km(通過に1時間40分以上)の渋滞が予想される。

 

■下り線(名古屋方面)

10月30日(月)から11月10日(金)までを中心に、22時から翌7時まで御殿場IC付近を先頭に最大15km(通過に2時間20分以上)の激しい渋滞、15時から23時まで都夫良野トンネル付近を先頭に最大25km(通過に1時間30分以上)の渋滞が予想される。

 

■一般道

2024年1月9日(火)から2月7日(水)までの富士川スマートIC~清水ジャンクション(JCT)間(上り線、東京方面)の夜間通行止め時、18時から21時まで国道1号(上り線、東京方面)の庵原交差点を先頭に最大2kmの渋滞が予想される。

 

渋滞を回避するため、迂回への協力を呼び掛け

 

以上、工事期間中は走行可能な車線数が減少することから渋滞が予想されるため、NEXCO中日本では、工事の実施にあたり走行経路の選択ができるよう所要時間や渋滞が予測される時間帯の情報を提供。小田厚、中央道、新東名などへの迂回や、利用時間の変更、公共交通機関の利用を検討するよう呼び掛けている。

 

なお、中央道は休日を中心に、下り線(名古屋方面)の相模湖IC付近を先頭とした渋滞が発生しているため、平日日中の迂回の検討を、また、中央道、国道1号、国道138号などでは工事による通行規制が行われる場合があるほか、気象状況によっては迂回路で通行規制や通行止めとなるおそれもあるため、迂回する際は“道路交通情報Now!!”等で、最新の交通情報を確認するよう注意を促している。

 

NEXCO中日本では、工事の期間中、所定の迂回ルートを走行した場合でも、工事区間を直通利用した場合の通行料金よりも高くならないよう調整。併せて、迂回した人に電子クーポンを進呈する「渋滞減らし隊キャンペーン」(8月下旬ごろに事前登録を開始予定)も実施。また、“東名軸大規模工事サイト”や“道路交通情報板”、“ハイウェイラジオ”、“目で見るハイウェイテレホン”、“みちラジ”などで、工事情報や交通規制情報を随時案内する。

 

 

[東名リニューアル工事の内容]

 

<交通規制日時>

 

2023年9月4日(月)5時~2024年3月29日(金)24時まで(208日間)。

 

※2023年12月23日(土)0時から2024年1月9日(火)5時までの17日間は、リニューアル工事に伴う交通規制は行われない。

 

<交通規制区間> 拡大図PDF

 

 

E1 東名 大井松田IC~清水IC間で昼夜連続・ルート閉鎖、夜間2車線規制、昼夜連続・対面通行規制などを行う。また、富士川スマートIC~清水JCT間の上り線(東京方面)で2024年1月9日(火)から2月7日(水)までの平日22夜間で高速道路本線の通行止めを行う。

 

【詳細】(拡大図PDF

 

2023年9月4日(月)5時から12月22日(金)24時まで(110日間)。

2023年12月23日(土)0時から2024年1月9日(火)5時まで(17日間)。リニューアル工事に伴う交通規制は実施しない。

2024年1月9日(火)5時から2月8日(木)6時までのうち平日22夜間。富士川スマートIC~清水JCT間の上り線(東京方面)で夜間通行止め(18時~翌6時)。

2024年2月8日(木)6時から3月29日(金)24時まで(51日間)。

※上図は代表的な工事規制形態。途中、交通規制の位置は変更される。
※緊急工事などにより、リニューアル工事とは別に工事規制する場合がある。

 

<工事内容>

 

・滝沢川橋、酒匂川橋、柏木第一橋、柳沢第二橋、清見寺橋(計5橋)の老朽化したコンクリート床版(※)を新しい床版に取り替える工事。

・富士川スマートIC~清水JCT間に位置する清見寺橋は、トンネル連続区間であり東海道新幹線を横架しているため、高速道路本線の夜間通行止めにより床版を取り替える(NEXCO中日本で初めての取組み)。

 

※床版:自動車などの荷重を受ける橋の床部分の部材。

 

<情報の確認方法>

 

■渋滞予測、迂回ルート、工事の概要や進捗、高速道路の安全な利用について

東名軸大規模工事サイト

※検索サイトで「東名工事」を入力して検索することで、工事の概要、渋滞情報・予測を確認できる。

 

■NEXCO中日本の工事規制の予定

・大規模工事規制情報:大規模工事規制ポータルサイト
・工事規制情報:工事規制予定MAP

 

■リアルタイムの道路交通情報

iHighway中日本(WEBサイト)

・日本道路交通情報センター(電話 050-3369-6666/携帯短縮ダイヤル #8011)
道路交通情報Now!!(WEBサイト) 
みちラジ(スマートフォンアプリ )

 

 

[問い合わせ先]

NEXCO中日本お客さまセンター (24時間365日対応)

・フリーダイヤル:0120-922-229
・電話:052-223-0333 (フリーダイヤルが利用できない場合/通話料有料)

CLOSE

坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。