西日本高速道路(NEXCO西日本)九州支社は1月17日、電気自動車(EV)急速充電設備の利用者の更なる利便性向上を目的に、E3九州自動車道の広川サービスエリア(SA)(上り線:福岡方面)に設置している急速充電設備の機器を更新し、3口を増設。新たな設備による充電サービスを22日(水曜)から開始すると発表した。
NEXCO西日本管内では、現在急速充電設備を概ね70~80㎞間隔で設置しているが、年々EV車の利用が増加傾向となっていることから、今回、その利用状況等を鑑み、広川SA(上り線:福岡方面)の設備を拡充する。
同社は、これにより、急速充電設備の利用分散による待ち時間の緩和などが期待できるとしている。また、更新後の急速充電設備については、車椅子の利用者も利用しやすいように設計していると云う。
<EV急速充電設備の拡充について>
(1)サービス開始日時
・2025(令和7)年1月22日(水)10:00~
※なお、更新に伴うサービス休止時間帯については、サービス提供事業者(e-Mobility Power)のホームページ上 で案内される。
(2)サービス開始カ所
<県名、路線名、休憩施設名、同時給電可能口数>
– 福岡県、E3 九州自動車道、広川SA(上り線)、4口(増設前の1口から3口増設)
なお、NEXCO西日本では現在、管内のSA・パーキングエリア(PA)(全313カ所)の140カ所に、24時間(年中無休)利用可能な急速充電設備を設置している。