KYMCOは1月28日、2020年に台湾⼆輪市場における新⾞販売台数第⼀位を獲得し2000年から21連覇を達成したと発表した。
また、連覇中の21年間における台湾市場での累計販売台数は574万3,704台に達した。
台湾は世界で最も⼆輪⾞が普及しており、その普及台数は人口100人あたり60台以上と、日本の6倍以上の普及率となっている。
5年連続で年間販売台数30万台を上回る
KYMCOは2020年に2019年⽐50,524台増となる350,915台の⼆輪⾞を販売し、市場占有率33.9%を達成、5年連続で30万台を上回る年間販売台数を記録した。
台湾二輪車市場概況
2020年の台湾⼆輪市場は、2021年からの政府補助⾦削減による駆け込み需要などから、2019年⽐13.3万台増の1,035,854台と過去25年における最⾼値を記録した。
ガソリン⾞が躍進し、電動⾞が後退
2020年は電動⾞に対する政府補助⾦が⼀部削減された⼀⽅、世界で最も厳しい排出ガス規制である台湾第7期排出ガス規制を満たしたガソリン⾞に対する補助⾦が提供されたことで、ガソリン⾞が昨対20.3万台増となる936,751台と⼤きく躍進したのに対し、電動⾞は昨対6.9万台減となる99,103台と⼤幅に後退した。
■キムコジャパン