クボタは9月30日、60歳以降のシニア社員のモチベーション向上などを目的に、来年4月からスタッフ職(総合職相当)とテクニカル職(技能職相当)の定年年齢を60歳から65歳に引き上げると発表した。
少子高齢化が進む中、高齢者雇用に関する社会的要請が高まっている。また、年齢を問わず働きたいなどシニア層の就業意識の変化も見受けられるようになった。
一方で、クボタではシニア社員が培ってきた高い技能・技術や幅広い経験を活かし、グローバルに拡大する事業に貢献することに期待。定年延長により、シニア社員のモチベーションの維持・向上をさらに図ることで、従業員全員がより一層活躍できる環境を整える。
<概要>
– 新たな定年年齢:65歳(現在は60歳)
– 対象者:1962年4月2日以降に生まれたスタッフ職・テクニカル職従業員。
– 実施時期:2022年4月1日
– 備考:エキスパート職(管理職相当)の定年延長は別途検討。
クボタは、今回の定年延長を始め、人事制度を適宜見直し、挑戦と創造を重視した企業風土の醸成、従業員一人ひとりの能力・意欲に基づいた適材適所の人財活用により、年齢・性別・国籍など多様な人財が活躍できる安心で活気にあふれる職場づくりに取り組んでいくとしている。
■(クボタ)従業員との関わり:https://www.kubota.co.jp/sustainability/employee/index.html