クボタは11月26日、全国こども食堂支援センター・むすびえ(以下「むすびえ」)を通じて、日本全国の「こども食堂」に2021(令和3)年産の新米を寄贈すると発表した。
NPO法人や地域ボランティアらが子供たちに無料あるいは低額で食事を提供する「こども食堂」は、年々増加傾向にあり、今や(2020年12月現在)日本全国に4,960カ所もあると云う(むすびえ及び全国の地域ネットワーク共同調査)。
クボタグループでは、「食料・水・環境」分野の社会貢献活動として、2008年度に「クボタeプロジェクト」をスタートし、その一環として「出前授業」や「農業体験教室」等の次世代支援を行ってきたが、今回、子供の貧困対策だけでなく地域交流拠点としての役割を持つ「こども食堂」の趣旨に賛同。未来を創る次世代に対する支援のため、合計約54トンの新米を、全国約560カ所のこども食堂に11月下旬から順次寄贈することとした。
<主な支援内容>
– 提供する食材の種類:令和3年産新米
– 提供する食材の量:約54トン(精米ベース)
– 提供するこども食堂の数:全国約560カ所
– 提供する時期:2021年11月下旬から順次
クボタグループは、ブランドステートメント「For Earth,For Life」を掲げ、「食料・水・環境」に関わる社会的課題の解決をミッションとして、グローバルに事業活動を展開。これからもESG(E:環境、S:社会、G:ガバナンス)を経営の中核に据え、「誰一人取り残さない」持続可能でより良い社会をつくるために貢献していくとしている。
■(クボタ)CSR経営の基本方針:https://www.kubota.co.jp/sustainability/csr-basic-policy/index.html