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2023年11月2日【ESG】

甲州タクシー、軽自動車EVタクシーの運行を開始

坂上 賢治

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車両特性を活かし女性乗務員の獲得強化も狙う

 

富士急グループの甲州タクシー(本社:山梨県甲州市塩山上於曽、取締役社長:河住敏)は11月6日より峡東地域で「日産サクラ」を使った軽自動者EVタクシー(軽EVタクシー)の運行を開始する。併せて軽自動車の特性を活かすことで、女性乗務員の獲得も強化していく。

軽EVタクシーの導入理由は以下の通り
(1)地方在住の女性の多くが軽自動車を普段運転しており、セダン等の従来型のタクシー車両を運転することに抵抗があることがわかったため(当社調べ)。
(2)タクシー車両として安全基準に達しないエンジンの軽自動車の使用は認められていないが、今回、安全基準に適用した軽EV車両「日産サクラ」が販売されたため。なお、今回導入する車両は、客席は天井も高く前席との間隔も広く快適に乗車することができる。

 

 

現在、タクシー業界の乗務員不足が社会問題化しており、特に地方部では乗務員の高齢化や、タクシー会社の廃業も少なくない。
これを打開すべく、当社はタクシー車両の安全基準に適合した軽EVタクシーを新たに導入すると共に、小回りの利く軽自動車が生活に密着した身近な車両であり、多くの方が抵抗感無く運転できることや、タクシー乗務員が時間の融通の利く仕事であることをアピールすることで、男性乗務員が多いタクシー業界において女性乗務員を獲得し、女性活躍の機会を積極的に提供していく構え。

 

軽EVタクシーについて
導入台数:2台
運行拠点:山梨県甲州市
運行方法:主に市内の病院で待機をし、電話で依頼を受けた通院や買い物目的の地元の顧客を送迎する。

 

運賃
初乗料金:600円 1.272kmまで 以降264m毎に90円、普通車料金と同額

 

甲州タクシー株式会社
本社所在地:〒404-0042 山梨県甲州市塩山上於曽1858
電話番号:0553-33-2306
事業所:本社営業所、山梨営業所
事業内容:一般乗用旅客自動車運送事業、一般乗合旅客自動車運送事業

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。