コマツは11月8日、日本地雷処理を支援する会(以下、JMAS/※)と、カンボジアおよびラオスで行っている対人地雷除去活動が、「対人地雷禁止条約第19回締約国会議(オランダのハーグで11月15日~19日に開催)」のサイドイベントに於いて、紹介されることとなったと発表した。
対人地雷禁止条約第19回締約国会議は、164カ国の対人地雷禁止条約締約国による国際会議で、世界中の政府機関やNGO等が一堂に集い、各国の地雷問題について議論するもの。
コマツとJMASは2008年より提携し、対人地雷の被害に苦しむ地域の地雷や不発弾の除去活動、ならびに復興までのコミュニティ開発事業プロジェクトを実施。今年9月末までに、累計で8,000個以上の対人地雷や不発クラスター子弾を処理した他、10校の小学校を建設、そして90kmを超える道路整備を行ってきた。また昨年より、ブレードの高さを自動コントロールする機能(レーザーマシンコントロール)を有した農業ブルドーザーで、水田を均平化するなどの稲作支援も開始している。
コマツは、今後もカンボジアとラオスにおける対人地雷や不発弾の除去活動、ならびに地域復興支援プロジェクトを、継続して支援していくとしている。
※)日本地雷処理を支援する会:外務省の支援を受ける認定特定非営利活動法人(理事長:岸川公彦)。
■認定特定非営利活動法人 日本地雷処理を支援する会:https://jmas-ngo.jp/
■(コマツ)環境・社会活動(CSR):https://www.komatsu.jp/ja/aboutus/csr