工学院大学ソーラーチーム、世界大会を完走した6号機「Koga」で挑む
工学院大学の学生プロジェクト「工学院大学ソーラーチーム」は、8月9日~12日に大潟村ソーラースポーツライン(秋田県南秋田郡大潟村)で開催される「ワールド・グリーン・チャレンジ」に参戦する。
「ワールド・グリーン・チャレンジ」は世界大会に準拠したレギュレーションで、1周25kmのコースを3日間で合計約25時間走る国内最長の耐久レース。前回参加した2022年大会では台風の影響で警報級の大雨となり、レースの中断やコース距離が短縮されるなど、過酷な環境の中、準優勝の成績を収めた。
今回は、オーストラリア大陸約3,000kmを縦断する世界大会「Bridgestone World Solar Challenge2023」を8位で完走した6号機「Koga」で参戦。世界大会での結果を踏まえ、車両の防水性、防塵性の改良に注力した。チームは「ワールド・グリーン・チャレンジ」に過去4回の優勝歴があり、今大会では同チームが持つ大会最多周回数の51周を破り、5回目の優勝と大会新記録を目指す。
今回の参戦にあたり工学院大学ソーラーチームリーダーのKENJI GUTIERREZ JIMENEZさん(工学研究科 機械工学専攻修士1年)は、「2023年の世界大会での経験を糧に、チーム改革を行い再編成しました。
日々の研究開発を通じて技術面でも精神面でも大きく成長し、チーム一丸となって国内大会に挑みます。
この大会では成果を存分に発揮し、可能性の限界に挑戦します。一つひとつのレースを大切にし、チームワークを最大限に活かし、未来に繋げていきたいと考えています。皆様の応援を力に変えて、精一杯頑張ります」と話している。
・「ワールド・グリーン・チャレンジ」WEBサイト: https://wgc.or.jp/
・工学院大学ソーラーチーム特設サイト:https://www.kogakuin.ac.jp/solar/index.html